いよいよ出産当日を迎えたしおさん。陣痛を誘発させるため、バルーンが子宮口に挿入されたのですが、想像以上のつらさで心が折れてしまいそうに。助産師さんからの励ましの言葉もあり、また前向きにお産と向き合い始めたのですが……。
バルーンが抜けたと思ったら、しおさんは助産師さんのある行動に衝撃を受けることにー!?
股に新たな違和感が…
※マンガでは省略をしていますが、実際には、陣痛誘発時には胎児心拍などをモニタリングするための分娩監視装置を装着します。
バルーンを子宮口に挿入してから1時間半が経過したころ。生理痛のような痛みなので余裕を感じていたしおさん。
しかしさらに30分が経過すると、激しい痛みにしおさんは悶絶してしまいます。
助産師さんから「頑張ってください!」と励ましの言葉を受け、分娩台を殴ったりしながらなんとか痛みに耐えていました……。
するとバルーンを挿入してから3時間後。しおさんは股に新たな感覚を覚えます。
助産師さんに確認をしてもらうと、なんとバルーンが抜けていたのです。
そしてそのまま、子宮口がどれだけ開いているのか、助産師さんに確認してもらうことなったのでした。
◇ ◇ ◇
しおさん曰く、このとき担当してくれた助産師さんがいたからこそ、最後まで弱気にならずに頑張れたそうです。不安との闘いの中、何度も出産の現場に立ち会っている人たちの存在はとても大きいもの。ここまできたら、助産師さんや医師の言葉を信じてお産に臨みたいですね。
※バルーン処置とは
子宮口にゴムでできた器具を挿入し、その中に蒸留水など滅菌された水を入れて膨らませ、重さと圧で陣痛を誘発させる処置のこと。
監修/助産師 松田玲子