替えたばかりだし大丈夫なはず
私は接客業をしており、その日はお客様が多く忙しい日でした。生理2日目で朝から経血量が多かったので、お店のオープン時間ギリギリに、大きめのナプキンをつけ対策していました。
普段通りに接客していたのですが、動くたびに経血がドロっと出る感覚がいつもより多かったのを覚えています。しばらくすると股の辺りから太ももにかけて少し濡れているような感覚が……。ナプキンをつけてから10分程度だったので、汗をかいたのかもと考えそのまま仕事を続けました。
先輩が私の足を見て…
すると私の足のあたりを見た1人のスタッフに「あれ? 足に血がついているけど大丈夫?」と声をかけられました。思わぬ指摘に驚き、恐る恐る自分の足を見るとゾッ! なんと制服のスカートの裾から真っ赤な血が見えていたのです。
急いでトイレへ行き確認すると、ストッキングの太ももあたりが真っ赤に染まっていました。しかしストッキングの替えを持っていなかったので、その日はストッキングを脱ぎ仕事を続けることに。スカートに汚れがついていなかったことが救いでした。
短時間で大量の経血が出たことが気になり、その後私は婦人科を受診。特に病気の兆候はありませんでしたが、もともと経血量が多いこともあり、定期的に婦人科検診を受けています。この一件以降、タンポンを併用したり生理中は替えのストッキングや下着を持ち歩いたりと、より一層、経血漏れ対策に力を入れるようになりました。
著者/匿名
監修/助産師 松田玲子
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