嫁を家族と認めない義母「年末旅行は家族水入らずで」→もちろん嫁は留守番…だと思ったら！

半年前に結婚し、やさしい性格の夫と幸せに暮らしています。ですが、義母から嫌われているようで、家族の集まりには一度も誘われておらず……。

 

夫だけ呼ばれていた家族の食事会があり、夫に誘われて行ったのですが、義母はり呼ばれていない家族の食事会に夫に誘われて参加したのですが、そのときの義母の怒りようといったらありませんでした。その姿に驚きつつもその場の空気を壊さないよう笑顔で退席。ポジティブを心がけており……。

 

夫の実家は地主の裕福な家柄で、みな良い大学を出て一流企業に就職しています。ですから、義母は跡取りである息子にはそれなりの格式や教養のある令嬢との結婚してほしかったようで……。私は高卒で家柄もないので、気に食わないようです。義姉一家とは良好な関係を築いているので、義母との関係はそこまで深く気にしていなかったのですが……。

 

ある日、夫から家族で年末旅行に行くという話がありました。一緒に旅行に行けると聞いていたので、義母にお礼の連絡をしたのですが、義母はその話を一刀両断。私は義姉の子どもたちと一緒に留守番をするのだと言われました。

 

さらに、玉の輿に乗ったからといってそれ以上ずうずうしくしたら、夫が家督を継ぎ、遺産を相続することもできなくなるかもしれないと脅してきます。お金目当てで結婚した訳ではありませんが……、旅行の件は口出しせずに義母に従うことにしました。

 

そして、年末旅行の当日。その日は天気が良く、義母は上機嫌で連絡してきました。

「家族水入らずで楽しんでくるわ♪」
「奇遇ですね♪ 私も家族と旅行中です♪」
「は？」

 

じつはそのとき、私は義姉一家と夫と一緒でした。義姉は子どもを置いて旅行には行けないと思っており、また私に子守を押し付けることにも反対してくれていました。義姉の夫も同じ考えで、それならと義母をのけ者にして旅行に行くことを思い立ったそうなのです。

 

義姉も夫も義母をブロックしたので、連絡がつかないと義母は私に泣きついてきました。ですが、取り次ぐことはせず……。しかも義母は、水面下で夫の再婚計画を立て、動いていたそうなのです。そんな話を義姉から聞いてしまい、義母が謝罪してきても受け入れることはできませんでした。

 

義姉も夫も、お金や地位に固執する母親に以前から反発しており、この機会に縁が切れて良かったと思っているようです。義母はあのような性格なので、友だちもいません。家族に縁切りされた後は家に引きこもっているようです。

 

◇ ◇ ◇

 

嫁をひとりぼっちにしようと画策していた義母ですが、自分がひとりになってしまいました。まさに因果応報ですね。反論してこないことを良しとして意地悪をしていたのかもしれませんが、周りの人はしっかり見ていますよね。ひとりになったいま、自分の行動を省みてほしいですね。