つらいことを「つらい」と言えない
義母は生理が軽かったことが自慢だったようで、私が生理痛で鎮痛薬を飲んでいると、「薬を飲むなんて甘えだ」と言います。「自分は生理症状が重いのだ」と伝えようとも思っていましたが、理解してもらえなさそうだったので、つらいときはこっそり鎮痛薬を飲み、なんとか耐える日々。
そんなある日のこと。忙しい日が続いていて疲れがたまっていたことも影響したのか、今までにないレベルのひどい生理痛に襲われました。それでも、私は家事などに追われ忙しく動き回っていました。すると、めまいがしてしゃがみ込んだ途端、そのまま倒れこんでしまい……。
理解してもらえない悲しさ
私が倒れたことに驚いた家族は、みんなが駆け寄って心配してくれました。しかし、やはり義母だけは倒れた私を見ても「なんで生理くらいで倒れるのかわからない」と言います。義母の言葉がつらく、私はその場で号泣。
けれど、それ以降も義母は「生理痛はつらくない」というような発言を続けているの見聞きするうち、だんだんと悪気があって言っているのではないのかもしれないと思うようになりました。経験したことがないつらさを理解しろと言われても、できない人もいるからです。
とはいえ、私にとって義母の言動はストレスでしかありません。そのため、生理期間前後はなるべく顔を合わせないように生活しています。幸い、家族は理解があり協力してくれるので助かっています。
生理痛の痛みの程度は本人にしかわからないものだと思います。完全な理解は無理だとしても、苦しんでいる人がいたら「つらい人もいるのだ」と受け入れることが大切なのかなと感じています。そして私自身も、一度受診して体の様子を診てもらおうと思っています。
著者/匿名
監修/助産師 松田玲子
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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