離乳食を進めるにしたがって、「コップ飲みはいつさせたらいいのかな?」と思いますよね。わが家は、母親学級で「スプーンに慣れてきたころ」と聞き、そのころにコップ飲みにチャレンジしました。わが家の子どもたち2人を例に、それぞれのコップ飲みの進み方の違いをお伝えします。
長女のときはコップ飲みをゆっくり練習
わが家の長女は食欲旺盛ですが障害があるため、食べ方はイマイチ。離乳が完了すると哺乳瓶を使いたがらず、コップ飲みをしたがるのですが、くちびるをしっかりと閉じる力がないため、ストローをくわえることができませんでした。
そのため、ストローよりもコップの練習から開始。まずはスパウトで飲ませ、だんだんと飲み口の大きいコップへと移行しました。手先の器用さがアップするに従い、右手にコップ、左手にタオルを持ち、飲めるようになりましたよ。
次女のときはすぐにコップで飲めた!
次女は、手先もお口も器用なタイプ。なので、おすわりのころから小さな哺乳瓶を自分で持って飲んだりしていました。最初はフタ付のコップを使い、ストロー飲みをさせましたがすぐに習得。
その後、コップで飲ませると、1歳ごろには自分で上手に飲めていました。ただ車の中や外出先ではこぼすといけないので、ストローの出し入れが可能なカップを使いました。
コップ飲みの練習に役立つ工夫
子どもの食事のときに必須のエプロンに加え、水分を飲ませるときは、首のところにガーゼやキッチンペーパーをはさむと濡れなくておすすめです。また、受け付きのエプロン内にティッシュなどを入れると、吸収してくれるので洋服が濡れずに済みます。
コップ飲みが上手になってきたころに、エプロンなしでチャレンジしました。子ども用のコップも進歩していて、フタのような飲み口の逆さにしてもこぼれないコップもありますよ。わが家では昔からあるマグマグが非常に重宝しました。
離乳食の進み方と同様、コップ飲みの進み方もその子その子で違います。わが子の様子を見ながら、いろいろなアイテムを活用して、コップ飲みにチャレンジしてみてくださいね。(TEXT:ママライター石原みどり)