しかし、家にお返しできるキーホルダーがありません。するとリカさんは、ふたつの人形が手を繋いでいるキーホルダーを眺め……そのキーホルダーを無理やり引っ張り、人形を真っ二つにしたのです。
驚きのあまり、声が出ないはなさんと子どもたち。するとリカさんは、「はい、これでふたり分」と子どもたちにキーホルダーを差し出しました。
大喜びする子どもたちに、やさしい笑顔を向けるリカさん。その様子に、「不器用だけど本当は子どものこと想ってる……?」と感じていたはなさんですが……。
普通の生活は続かず…!?
翌日から、リカさん宅でサラちゃんと遊ぶようになったつむぎちゃん。
面倒を見てくれるリカさんに、安心していたはなさんですが、数週間後……。
「ごめーん、ちょっと用事ができちゃって、夜サラ預けさせて!」
急なお願いに困惑するはなさんですが、「大丈夫、大丈夫♪ すぐ戻るからさ」と強引なリカさん。
「ありがと!助かるっ」
「……もーーーー」
リカさんは有無も言わせず、サラちゃんをはなさんに預け、出て行ってしまうのでした。
自分勝手なリカさんでしたが、「リカさんなりに子どものことを考えているのかも」と、思い直していたはなさん。しかし、数週間もすると、強引に子どもを預けて出かけてしまいました。また子どもを置いて不倫相手に会っている、なんてことではないといいのですが……心配ですね。
「子どもたちのため」とリカさんと関係を続けているはなさん。皆さんは、子どものためとはいえ、リカさんのように自分勝手なママ友と付き合いを続けられますか?