離婚に向けて準備を進めていたユナさんですが、郁夫からの提案で家族3人で過ごす時間を作ることに。当日は楽しい1日を過ごしますが、郁夫がユナさんが目を離した隙にタイチを連れ去ってしまいました。
ユナさんは黒利さんのマンションで、タイチを無事に保護します。別の不倫相手と別れさせられたことを根に持っていた黒利さんは、ユナさんに仕返しをしようとしていたようです。
マリアのようにやさしいと思い込んでいた黒利さんが汚い言葉で息子を罵るその豹変ぶりに、郁夫も驚きを隠せません。
あざ笑う黒利さんに、ユナさんは思わず……。
許さない!二度と顔も見たくない!
「こんなことをして何もないわけないでしょ」
ユナさんは黒利さんに怒りをぶつけます。しかし、黒利さんは自分の被害者だからと、まったく悪びれていません。
ユナさんは怒りを堪えながら、あとは弁護士を通して話をすることを伝え、タイチとともにその場を去ります。すると、泣きながら後を追いかけてくる郁夫……。
黒利さんがあんな女だとは知らなかったと話す郁夫に、「弁護士を通すのはあんたもよ!」と突き放します。
この後に及んで、自分も被害者だと言う黒利さん。郁夫も、自分のことを黒利さんに騙された被害者だと思っているようですが、子どもを連れ去った事実が許されるわけがありません。
とはいえ、無事にタイチがユナさんの元に帰れたことは安心です。タイチの心のケアをしてあげながら、今後は弁護士を通して冷静に話を進められると良いですね。