生理中に寄り添ってくれる母
初潮を迎えたばかりで、私がまだ生理痛に慣れていなかった中学生のころ。生理中でおなかにじわじわとした痛みがあり、動けずどうしようもなくて泣いていると、母はそっと痛み止めを用意してくれました。
さらに、朝起きたら生理になっていてシーツを経血で赤く染めてしまったときのこと。怒られたらどうしようと思いながら母に報告すると、母は表情を変えずに「洗っておくね」と何事もなかったかのように対応してくれたのです。そして、私の代わりに経血の汚れが残らないよう、シーツをきれいに洗濯してくれました。
生理痛がひどくて学校を休んだときも、1カ月に2回生理のような症状があって病院を受診したときも、母は仕事を休んでまで私に寄り添ってくれました。診察室でも一緒に医師の話を聞きながら「きっと大丈夫だよ」と声をかけてくれ、とても安心したことを覚えています。
また、生理によって食欲がなくなったときには「せめて何かは口にできるように」と、おかゆを作ってくれたり、ゼリーを買ってきてくれたり……。
生理中、母はいつも私にやさしく寄り添ってくれました。
母のおかげで今の私がいる
生理の知識も経験も浅く、不安でいっぱいだったとき、母がそばで寄り添ってくれて本当にありがたかったです。
母のおかげで、経血がついてしまった衣類の洗い方や、何かあったときのために痛み止めを常備する大切さ、そして気になる症状があったときに医師に相談する重要さを学ぶことができました。
母が生理との向き合い方を教えてくれたおかげで、私なりに生理期間中でも快適に過ごす方法を見つけることができたと思っています。そんな母には感謝の気持ちでいっぱいです。今後、母に困ることがあれば、母が私に手を差し伸べてくれたように、私も母の助けになりたいです。
著者/須藤芽夢
監修/助産師 松田玲子
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