暇だと思ってる?
子どもがまだ幼く、自宅で保育していたときの話です。子どもが幼稚園に入園する前は、一緒に過ごしていました。そんなとき、夫はいつも小さな頼みごとをしてくるのです。
コンビニでの支払い、ちょっとした買い物、なかなか匂いがとれない洗濯物の除菌など……。どれもちょっとした手間と時間がかかるものばかり。ひとりだったら簡単にできることでも、幼い子どもがいると時間の融通はききません。
そんなとき、夫が発した言葉は……。「家にいるんだからできるでしょ?」でした。できますよ、ひとりだったらね。「家にいるイコール自由時間と思っているのか」と夫に腹がたちましたが、日中の忙しさは夫に見えていないんだとも思いました。
その後、夫が子どもを見てくれているときに、同じように「ちょっとした」お願いをすることで、難しいと感じてもらうことができました。
作画/加藤みちか
著者:いちのせ ぽぽ
1児の母。現在は自営業をいとなむ実家の手伝いをしながら、記事執筆をおこなう。