それから数年後。久しぶりに息子家族が実家に帰省。実母は孫と会話をするうちに、嫁・みほの生活の様子を知ることになり、心配になります。
なんとみほは朝は子どもたちに起こしてもらうばかりか、お弁当の用意を忘れてしまうことも珍しくないのだとか。孫の様子を見るによくあることのようで、実母の不安はますます大きくなっていきました。
そして、実父は孫を連れて外へ。帰ってきた孫は顔が真っ赤になっていました。
大丈夫なの!?
焦った実母は、息子を呼ぶことに。孫の顔が真っ赤だと伝えると、息子は「汗をかかないから」「すぐ顔が真っ赤になるんだよ」と言いました。
すでに幼稚園からも指摘を受け、病院にも行ったよう。常に家の中で適温で過ごしていた孫は、体温の調節が難しくなっているとのことでした。
ですが、孫は遊びに連れて行ってくれた実夫(孫から見た祖父)にべったりに。
すると、その様子を嫁・みほは壁から覗いていて……。
外で遊んだあと、顔を真っ赤にして帰ってきた孫。どうやら病院にも行っており、体温の調節ができていないことを指摘されたそう。小児科医によると、運動不足やエアコンの効いた適温の環境にいると、汗をかく機会が少なくなり、汗を分泌する汗腺が活動しなくなってしまうのだとか。また、近年空調の整った環境で生活する子どもたちも多く、汗腺の発達が阻害されていることも多いそうです。汗をかくためには、規則正しい生活やエアコンに頼りすぎないこと。そして、体を使って遊ぶことで止まっていた汗腺の活動を再開させるといいそうですよ。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
原作/いちご