毎日に忙しい日々を送っていたさとこさんですが、ここのところ体調が優れません。
生理予定日を確認すると遅れていましたが、生理不順ということもあり産婦人科など医療機関を受診しませんでした。
そんなある日、さとこさんがトイレに行くと……?
上司の言葉にドキッ! 病院に行くと…
生理が遅れていると思っていたさとこさんですが、トイレに行くと少量の出血(※)がありました。「生理が来たなら気にしなくていいか……」と、このときも仕事が忙しかったため、病院には行きませんでした。
ある日、出社すると、上司から「体調は大丈夫?」と声をかけられました。上司によると、ウイルス性の感染症の流行によりお休みの人が多いそう。上司の言葉を聞き、「自分も感染しているのでは?」と不安になったさとこさんは病院で検査を受けることに。
検査の結果、さとこさんも感染しており、ホテルにて療養することになりました。
妊娠すると生理予定日のころに少量の月経のような出血が起こることがあり、これは着床出血と呼ばれるもので特に心配はいりません。もしかしたら、さとこさんも生理ではなく着床出血だったのもしれませんね。妊娠中は普段よりいろいろなことに、気をつける必要がありますし、体調に異変があったときはご自身の判断ではなく医療機関を受診したいですね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※着床出血について
子宮内膜に受精卵が埋没するときに起こると考えられる出血です。月経予定日のころに少量の月経のような出血が起こります。また、切迫流産や子宮外妊娠などの場合でも出血がみられます。生理なのか、妊娠に伴う出血なのか、自己判断は難しいので、普段の生理と違うなと感じるときは早めに産婦人科などの受診をおすすめします。
<参考>
生理と着床出血の見分け方とは?
監修/助産師 松田玲子
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