その後、ヒナタはモネから毎晩夜中の授乳を一緒にやろうと提案をされてしまいます。最初は断ったヒナタでしたが、モネに脅されたこともあって、しぶしぶ毎晩モネの部屋で赤ちゃんの授乳をおこなうことを承諾したヒナタ。
しかし、次第にヒナタの体には疲労が溜まっていたのです。それを見かねたユリは夜中の授乳を交代すると伝えたのですが、ヒナタは強い口調でそれを拒否指定しまいます。声を荒らげたヒナタに驚いたユリでしたが、「負担はきちんと共有して、お互いに余裕を作っていこうよ」とやさしく声をかけたのでした。
ヒナタはそんなユリに対して良心が傷んだものの、その日の夜もモネの部屋に行ってしまうのですが、部屋に戻ると寝ているはずのユリが起きていたのです。ユリは穏やかに「おかえり」と言うと、「どこ行ってたの?」と聞いてきて……!?
突然の展開に、夫が頭がパニックになっていると…
「こんな時間に鈴を連れて……」
その言葉に思わず、緊張した表情になるヒナタ。
「もしかして……私に気を遣って
外へ行ってくれてた?」
「え……?」
「ほら、鈴の泣き声で目が覚めちゃうかもって……」
次第にウトウトし始めるユリ。
「目が覚めたら、部屋に鈴もヒナタもいなくて
心配しちゃったじゃん……」
ユリはそう言い終えると、
パタンと横になって眠ってしまったのでした。
◇ ◇ ◇
ユリに問い詰められるかと思いきや、まさか別の角度で解釈をしていたお陰で助かったヒナタ。ユリはヒナタと娘の顔を見ると、ホッとしたのか眠ってしまいました。ひとまず修羅場は逃れられたのでよかったですが、そろそろモネの部屋に通うのも潮時かもしれないですね。