その後、ヒナタはモネから毎晩夜中の授乳を一緒にやろうと提案をされてしまいます。最初は断ったヒナタでしたが、モネに脅されたこともあって、しぶしぶ毎晩モネの部屋で赤ちゃんの授乳をおこなうことを承諾したヒナタ。
しかし、次第にヒナタの体には疲労が溜まっていたのです。それを見かねたユリは夜中の授乳を交代すると伝えたのですが、ヒナタは強い口調でそれを拒否指定しまいます。声を荒らげたヒナタに驚いたユリでしたが、「負担はきちんと共有して、お互いに余裕を作っていこうよ」とやさしく声をかけたのでした。
ヒナタはそんなユリに対して良心が傷んだものの、その日の夜もモネの部屋に行ってしまうのですが、部屋に戻ると寝ているはずのユリが起きていたのです。ユリは穏やかに「おかえり」と言うと、「どこ行ってたの?」と聞いてきました。
ヒナタが何て答えようか困っていると、ユリは自分に気を遣って外に出て行ってくれたのではないか?と言い始めたのです。ユリは「大丈夫だよ、そんなことしなくても」と言うと、2人のことを心配していたことを伝え、眠りについたのでした。
このままではまずいと思った夫。早速行動に移すことに…
次の日の夜、モネに事情を話し始めたヒナタ。
「ユリにバレそうになった……。
次はごまかせないかもしれない……」
「あら、そう、了解」
サラッとそう言ったモネでしたが、
「じゃあ、どうするのか代替案を出してよ」と言ってきました。
「奥さんにバレそうになったから、
父親業やめまーすっていうのは無理だから」
厳しい口調と表情でそうヒナタに返したのでした。
◇ ◇ ◇
モネはヒナタのことを解放したくないようですが、代替案と言われても難しいですよね……。やはり一筋縄ではいかない性格の持ち主だなと思いました。