その後、ヒナタはモネから毎晩夜中の授乳を一緒にやろうと提案をされてしまいます。最初は断ったヒナタでしたが、モネに脅されたこともあって、しぶしぶ毎晩モネの部屋で赤ちゃんの授乳をおこなうことを承諾したヒナタ。
しかし、次第にヒナタの体には疲労が溜まっていたのです。それを見かねたユリは夜中の授乳を交代すると伝えたのですが、ヒナタは強い口調でそれを拒否指定しまいます。声を荒らげたヒナタに驚いたユリでしたが、「負担はきちんと共有して、お互いに余裕を作っていこうよ」とやさしく声をかけたのでした。
良心が傷んだものの、その日の夜もモネの部屋に行ってしまったヒナタ。部屋に戻ると寝ているはずのユリが起きていました。その場は事なきを得たものの、このままではユリにバレてしまうとヒナタは不安に思い始めました。そこで、「夜間の授乳を一緒にするのはもう辞めたい」と早速率直な思いをモネに伝えるのですが、早速率直な思いをモネに伝えるのですが、「代替案を出してよ」と言ってきて……!?
事情を話しても、すんなりと受け入れてはもらえず…
「自分が蒔いた種でしょ?
ちゃんと責任持たないと」
モネの言葉に表情が固まるヒナタ。
「……じゃあ、昼間ももう少し時間を作る……。
定期的にランチに行こう……。
スーパーへの買い出しは俺が担当だから、
そのときも一緒に行ったりして……」
「また隣駅のショッピングモールにも
行ったり……」
ふとヒナタが顔を見ると、
不敵な笑みを浮かべていたモネ。
「いいね!!杏もパパと一緒に
過ごす時間が増えればうれしいと思う!!」
そう言うとニッコリ笑ったのでした。
◇ ◇ ◇
ヒナタが提示した案をうれしそうに賛成したモネ。ヒナタも必死でモネを納得させようと思って考えたのだと思うのですが、これではあまりにもヒナタの負担が増えてしまうのでは?と思ってしまいました。