その後、ヒナタはモネから毎晩夜中の授乳を一緒にやろうと提案をされてしまいます。最初は断ったヒナタでしたが、モネに脅されたこともあって、しぶしぶ毎晩モネの部屋で赤ちゃんの授乳をおこなうことを承諾したヒナタ。
しかし、次第にヒナタの体には疲労が溜まっていきました。そして、ついにユリにバレそうになってしまったのです。その場は事なきを得たものの、このままでは時間の問題だと不安に思い始めましたヒナタ。
そこで、「夜間の授乳を一緒にするのはもう辞めたい」と早速率直な思いをモネに伝えるのですが、「代替案を出してよ」と言われてしまいます。そこで、ヒナタは昼間時間を作って定期的にランチに行ったり、買い出しにも一緒に行こうと言いました。モネはその代替案を聞くと、うれしそうに賛成したのでした。
片時も休まる瞬間が夫にはなくて…
モネとの約束を実行するため、
一緒にショッピングをしたり、買い物をしたりと、
モネとの時間も作るようにしたヒナタ。
そんなある日、ユリは同じマンションに住む
ご婦人の所へ回覧板を渡しに行きました。
「こんにちは~。回覧板です~」
「ありがとうー」
すると、ご婦人から信じられない言葉が飛び出したのです。
「そういや、あなたの旦那さんってすごいのねぇ」
「お隣の安根さんと毎日スーパーで
一緒にいるところ見るわよ?」
思いがけない言葉にユリはその場で
固まってしまったのでした。
◇ ◇ ◇
モネとヒナタが買い物をしていることをユリに伝えてしまったご婦人。この方からしたら、なぜモネとヒナタが毎日一緒に買い物をしているのか、意味が分からなかったのだと思います。恐らくユリに聞けば何か知っていると思ったのだと思うのですが、ユリ自身も心の中で"なぜ夫が……!?"と衝撃を受けてしまったことでしょう。また、2人の事情を一切知らないため、返答に困ってしまいそうです。