ライコミさんは、リアムちゃんに挨拶をしました。「ライコの家に遊びに行きたい」と急に言われ、面を食らいながらも承諾したライコミさん。リアムちゃんの独特な雰囲気と、予期せぬ発言にライコミさんは少し違和感を感じていました。
突然の訪問の話を承諾したものの、いろんな考えごとや心配が頭を駆け巡ります。
その日の下校時間、リアムちゃんは一度も家に帰らず家に来てしまって……!?
ランドセルを背負ったまま?!
その日の学校終わり、ライコちゃんは何食わぬ顔でリアンちゃんを家に連れてきました。
「ただいま! リアムちゃんがライコの家で遊びたいって一緒に帰ってきたの!」
挨拶もなくそのまま家に上がり込むリアムちゃん。
彼女がランドセルを背負ったまま直接来てしまったことがどうしても気になり、
「今日は一旦帰って、おうちの人が『遊びに行ってもいいよ』って言ってくれたら、またここにおいで」と、連絡先を記したメモをリアムちゃんに渡し送り出しました。
すると、わずか15分後。
「うち、誰もいなかった」と彼女は戻って来てしまい、追い返すこともできず、家に招き入れることになったのでした。
家族の了承を得られたわけではないですが、子どもたちの遊びにもちゃんと筋を通そうとしたライコミさん。こういった些細な思いやりは、ゆくゆく家族間トラブルを防ぐ行為にもなりますね。
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