上の子が1歳半のころ、下の子の妊娠が判明しました。その時点で上の子はまだおむつを使っていましたが、産後2人分のおむつ替えをするのは大変そう! なんとか出産までに上の子のおむつをはずそうと、トイレトレーニングに力を入れました。
トイレに行くタイミングがつかめない
私がトイレに行くときに一緒に連れていったり、トイレトレーニング用のDVDを見せたりするうちに、おしっこやうんちはトイレでするものということはわが子も理解した様子でした。
ところが、子ども自身がおしっこやうんちが出そうな感覚を掴むのは難しく、一日に何度も声かけして、偶然タイミングが合えばトイレでできることもある、という程度でした。
思うように進まずイライラ
思い切っておむつではなく布のパンツを履かせて、濡れてしまう感覚を体験させればいいと聞いて試しましたが、パンツを濡らしてしまってもわが子はまったく不快に感じている様子がありません。何度も何度も失敗の後片付けをしているうちに、イライラしてストレスが溜まる毎日に。
また、里帰り出産の予定だったため、実家で同じようにお漏らしを繰り返させるわけにもいかず、やむなくトイレトレーニングを中断しました。
3歳近くなってから再開、すんなり成功!
無事に下の子を出産し、しばらくは2人分のおむつを替える毎日でした。里帰りから自宅に戻って産後の生活もある程度落ち着いたころには、上の子は3歳近くなっていました。
再度トイレトレーニングを始めたところ、なんと、すんなりおむつを卒業することができました。このタイミングですんなりはずれたのは、1歳代での取り組みがあったからとも思いますが、2歳までに絶対卒業したいという目標は、振り返ってみればちょっと焦りすぎていたと感じました。
なかには2歳までにおむつを卒業する子もいるようですが、わが家の上の子にとっては丁度いいタイミングではなかったようです。トイレトレーニングは親が焦らないことも大切だと感じました。
著者:奥田美紀
二児の母。IT企業にてSE・プログラマーとしてシステム開発やWEBサイト運用等をおこなう。夫の転勤や子育てのために退職し、現在は妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。