ゼミ旅行で箱根へ。楽しみだった温泉巡り
私が大学生だったとき、夏休みにゼミのメンバーで旅行へ出かけることになりました。行き先は、温泉で有名な箱根です。
観光や飲み会も楽しみでしたが、私が一番楽しみにしていたのは湯めぐりでした。昼間は立ち寄り湯に浸かり、夜は旅館の露天風呂へ入る予定。当時の私はひとり暮らしをしており、住んでいたアパートのお風呂は足を伸ばせないくらい窮屈だったため、久しぶりにのびのびとお風呂に入れると思うと、当日が待ち遠しく感じました。
旅行前日、まさかの生理に!
しかし、ゼミ旅行を楽しみにしていた私に悲劇が訪れます。前日になんとなくおなかが張る感覚があり、嫌な予感がすると思ったら生理がきてしまったのです。慌てて、私は荷造りの荷物に鎮痛薬や予備の下着、そして生理用ナプキンを詰め込みました。
そして当日は、鎮痛薬を飲んだものの、体にだるさを感じていました。もちろん、楽しみにしていた温泉には入れません。みんなが立ち寄り湯に入っている間ベンチで待っていたのですが、仕方ないとわかっていても、「どうしてこのタイミングで生理がきてしまったんだろう……」と落ち込まずにはいられませんでした。
露天風呂のはずが…
その後、旅館に着いてからは食事や仲間たちとのおしゃべりを楽しんだ私。しかし、旅館の露天風呂にも入れないので、みんなを露天風呂に送り出し、私は部屋に付いていた小さな浴室でシャワーだけ浴びることに。
部屋の窓から見える箱根の景色はとてもきれいでしたが、できればこの広々とした景色を露天風呂から堪能したかった……と思ってしまいました。
残念ながら温泉は楽しめませんでしたが、景色や食事を楽しむことはできたので行ってよかったです。ゼミ仲間との思い出をつくることもできました。そして次こそは、生理と被らない日に箱根旅をリベンジしたい!と思っています。
著者/柏あかり
作画/ちゃこ
監修/助産師 松田玲子
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!