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「毎年わが子をちゃんと思い出そう」最後のエコー写真を前に涙があふれて #デブス女の修羅場 144

「デブス女の修羅場」第144話。婚活サイトで出会った夫と交際0日で結婚を決めたアラフォー女子、ぷよ子さんのマンガを紹介します。

ぷよ子さんは2022年5月に妊娠していることが判明。しかし9週目になって、稽留流産(けいりゅうりゅうざん)をしているため摘出手術が必要と言われてしまいます。誤診の望みを捨てず別の病院で再検診を受けるも、結果は同じ……。最後のエコー写真を握りしめて、新生児の泣き声でいっぱいの待合室を後にしたのです。

悲しみでいっぱいのぷよ子さんは、歩いて帰る途中、何度も泣き崩れそうに。ふと車道を眺めて、ふらふらと足を踏み出そうとしてしまいます。すると手の中のエコー写真が風に舞い、道路とは反対側へ! まるでわが子から「そんなことをしたらダメ」と言われたような気がしたのでした。なんとか帰宅すると、Z夫さんが待っていてくれて……。

 

最後のエコー写真をアルバムに…

デブス女の修羅場 144

 

デブス女の修羅場 144

 

デブス女の修羅場 144

 

 

デブス女の修羅場 144

 

デブス女の修羅場 144

 

デブス女の修羅場 144

 

 

デブス女の修羅場 144

 

デブス女の修羅場 144

 

摘出手術には同意書が必要だったため、夫にサインをしてもらいました。その夫は、私がずっと握っていた小豆の最後のエコー写真を受け取り、アルバムに入れてくれました。そして表紙に小さな紙を貼り、「小豆ここに永眠する」と書いたのです。

 

「これから毎年……ちゃんと思い出そう。トマトが好きでチーズが嫌いで、寝るのが大好きだった俺たちの子を、忘れないでいよう」

 

目に涙を浮かべてそういった夫の言葉に、私もまた同じ思いでした。「小豆がくれた幸せな時間を忘れたくない。私たちのところに来てくれて、温かな夢を見せてくれて、本当にありがとう」という気持ちがあふれて止まりませんでした。

 

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妊娠9週目での稽留流産のため、死産届も死亡届もなかったぷよ子さんの赤ちゃん……。Z夫さんがエコー写真のアルバムを作ってくれたこと、おなかの中でどんなふうだったのか思い出し、幸せでいとしくて温かな気持ちでいっぱいだった3人での時間を形に残そうとしてくれたこと。悲しみのどん底のぷよ子さんにとって、染みわたるようなやさしさだったと思います。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

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      旦那さんの言葉泣ける。アルバムに残してもらえて、たくさん想ってもらえて、小豆も幸せだと思います
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      ここまでしてもらえて、赤ちゃんも喜んでいると思います

    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターぷよ子

    低収入ブラックバイトで労働しているアラフォーのデブス女。最近妊娠し、不慣れな状況に戸惑いを隠せない。仕事の悩み、高齢妊娠の悩み、夫婦の気持ちを赤裸々に描いたブログを更新中。

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