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「たとえ心臓が動いていなくても離れたくなかった」わが子とお別れする日 #デブス女の修羅場 145

「デブス女の修羅場」第145話。婚活サイトで出会った夫と交際0日で結婚を決めたアラフォー女子、ぷよ子さんのマンガを紹介します。

ぷよ子さんは2022年5月に妊娠していることが判明。しかし9週目になり、稽留流産(けいりゅうりゅうざん)をしているため摘出手術が必要と言われてしまいます。誤診の望みを捨てず別の病院で再検診を受けるも、結果は同じ……。最後のエコー写真を握り泣く泣く帰路へと着きました。悲しみに打ちひしがれて思わず車道に出ようとしたとき! 風でエコー写真が道路と反対側へ。わが子に止められた気がしたぷよ子さんは……。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師天神尚子 先生
産婦人科 | 三鷹レディースクリニック院長

日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。
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帰宅後、Z夫さんも悲しみを押し隠してぷよ子さんを励ましてくれました。小豆の最後のエコー写真をアルバムに貼り、「俺たちの子のことを、毎年ちゃんと思い出そう」と形に残してくれたのです。ぷよ子さんは、「小豆がくれた幸せな時間は忘れない。ありがとう」と再び涙したのでした。

 

悲しむばかりでは済まない現実

デブス女の修羅場 145

 

デブス女の修羅場 145

 

デブス女の修羅場 145

 

 

デブス女の修羅場 145

 

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デブス女の修羅場 145

 

デブス女の修羅場 145

 

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デブス女の修羅場 145

 

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デブス女の修羅場 145

 

 

デブス女の修羅場 145

 

悲しみのどん底にあった私。しかしできるだけ早く、胎内のわが子を摘出する「掻爬(そうは)手術」を受けなければいけませんでした。喪失の悲しみに浸っているだけでは済まない残酷な現実……。

 

職場に連絡をすると、1週間ほど休みを取れることに。最短7日で復帰できるよう、私は立ち直らなければいけません。「復活プロジェクト」と称して術後用に好きなお菓子や映画のDVDを用意し、「悲しい」と素直に言えない性格のため大声で歌を歌って、手術までの時間を何とかやり過ごしました。最後は泣きながら寝落ちをし、当日を迎えたのです。

 

掻爬手術の朝。書類手続きやベッドへの移動、着替えなどの準備が淡々と進み、ついに手術台の上へ……。点滴や血圧・心拍の確認装置につながれた私は、「心拍が停止していても、どんな状態でも、小豆と離れたくない」という気持ちでいっぱいに。目を閉じて涙をこらえていると、麻酔が入り意識が遠のきました。

 

このときの私は、体は動かないのに頭が妙に覚醒した状態。きれいな青空を自分の意思で脳裏に映したことを覚えています。そして、「終わりました」という先生の声が響いたのでした。

 

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胎内から、成長を止めた赤ちゃんを取り出す掻爬手術。母体のためにも次の妊娠のためにも必要な処置とわかってはいても、追い打ちをかけるような残酷な現実ですね。1週間後には復職しなければいけないのも、手術までの手続きが淡々と進められるのも、すべて現実。心が引き裂かれるようなぷよ子さんの気持ちは、経験した人にしかわからないものかもしれません。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターぷよ子

    低収入ブラックバイトで労働しているアラフォーのデブス女。最近妊娠し、不慣れな状況に戸惑いを隠せない。仕事の悩み、高齢妊娠の悩み、夫婦の気持ちを赤裸々に描いたブログを更新中。

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