仕事後にスマホを見ると、アライグマからのメッセージが大量に来ていました。
そこには「ここからサツキちゃんの職場がよく見えるよ」と書かれていて……。
なんで職場まで知っているの!?
アライグマに職場を把握されていることを知り、焦るサツキさん。
SNSにいろいろと投稿しすぎて、場所が特定されたのだろうと推測します。
するとアライグマから「サツキちゃんの嫌がることはしないから安心して」とメッセージが。
サツキさんはアライグマの言葉を信じ、SNSの投稿を続けます。
「ネット上の友だちは顔は知らないけど、内面を見てくれている気がしてうれしい」と、サツキさんはSNSを心の拠り所とするように。
カフェに寄ったサツキさんを遠くから見つめる男性……。
男性はサツキさんの注文内容をスマホにメモしています。
ある日、仕事が終わると「お客様が来ている」と言われます。
思い当たることがなかったサツキさんは、不審に思いながらその人の元へ。
男性は会うなり「耐えきれなくて会いに来ちゃった!」と笑顔で話すのですが、サツキさんがまったく知らない人だったのです。
SNSが心の拠り所になったサツキさん。
ネット社会の現代では、SNSを活用している人がほとんどでしょう。
うまく使えば便利なツールですが、依存しやすいのもSNSの特徴ではないでしょうか?
SNSで発信していい情報と、そうではない情報の区別がつきにくくなるのも困ったものですよね。
いくらSNSを楽しんでいたとしても、自分を守るために個人の特定などにつながる情報の発信は避けたいですね。
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