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今年からはじめる家計管理【光熱費・通信費編】

 

新年からはじめる家計管理の第2弾です。今回は、光熱費・通信費の見直しのお話です。総務省の家計調査(平成27年1月)によると、家計の消費全体に対し、光熱費は約9.4%、通信費は約5%を占めていますので、光熱費・通信費改善のヒントになればと思います。

 

まずは現状の金額やプランの確認

家計見直しの相談をするときに、光熱費・通信費を節約したいとお話される方は多いのですが、細かく状況を把握されている方はあまり多くありません。電気料金の割合が大きいご家庭、季節に差があるご家庭など、平均との比較だけでは改善点がわかりにくい場合もあります。例えば、暖房をエアコン中心のご家庭と石油ストーブ中心のご家庭では、冬場の電気代の掛かり方に大きな差があります。まずは、電気・ガス・上下水道・固定電話・携帯電話・インターネット回線・プロバイダ・灯油等の燃料にどのくらいの金額が掛かっているか、どのようなプランになっているかを把握するとともに、季節ごとの推移も確認しましょう。

 

適切なプランの割引を確認・検討を

現状を把握した後は、すでに加入している方は現在加入のプランが適切か、未加入の方は適切な割引プランがないか確認しましょう。電力会社によっては、朝や夜の料金が割引のタイプや土日の料金が割引のプランを設定しています。携帯電話会社では、家族割引や固定電話・インターネットとセットでの割引を実施している会社がほとんどです。しかし、一度設定した割引プランも家族やお住まいの状況の変化で、別のプランが適切であったり、プランによっては割高になってしまうこともあります。割引プランを設定した場合は少なくとも年1回は適切かどうか確認し、使っていない有料のサイトやアプリがあれば、登録を解除しましょう。

 

 

 

 

 

また、2016年4月からはじまる電力自由化も多くの会社(平成27年12月28日現在119社)が事業を始めます。参入する業種はガスやケーブルテレビ、通信の会社だけでなく、ガソリンや鉄道、商社など多岐に渡ります。割引率やプラン、ポイント等ご家庭に合ったプランを検討してみましょう。

 

使用する量も適切に

適切な割引プランを設定した後は、適切に使用することも大切です。電気をつけっぱなしにしない、お風呂を何度も沸かしなおさない、残り湯を洗濯に使うなど、使う量が減れば節約につながります。浪費している家計では、電気・ガス・水道も無駄にしていることが多いです。お子さんが小さい時は、忙しくて気が回らないこともあると思いますが、できることからひとつずつ始めて、少しでも節約できるようにしましょう。

 


1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP。独立系FP事務所・株式会社とし生活設計取締役。教育費・老後資金準備、税や社会保障、住宅ローンや保険の見直し、貯蓄・資産運用等、多角的にライフプランの個別相談を行うとともにセミナー講師として活動しています。

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