生理周期はだいたいピッタリ
私の生理周期は大体28日前後です。生理前の特徴として、生理数日前から、便が少し緩くなり、オナラが出る回数が増えて、日中に睡魔に襲われることが多くなります。
その自覚症状が出てから2日以内に生理がくるというのが、私の普段の生理でした。
生理用品を事前につけておくことはできなくて
生理が始まるころはだいたい目安がついているので、ナプキンを常に持ち歩くなどいつ始まっても対応できるようにはしています。しかし、生理が始まるタイミングまでは、なかなかわからないもの。私は肌があまり強くなく、常にナプキンをつけているとかゆみが出てくるので、始まることを見こしてナプキンをつけておくことはできません。毎回、生理が近くなるとヒヤヒヤしながらそのときを待つことになるのです。
そして、生理が始まりそうというタイミングで彼の自宅に泊まりに行ったときのことです。その日は、彼とお酒を飲んでから彼の自宅に泊まりに行くことになりました。いつもは生理が近くなったときのお泊まりは、バスタオルをベッドシーツの上に敷き、万が一の生理に備えて寝ているのですが、その日はお酒を飲んでいたこともあり、特に気にもせずにそのまま寝てしまいました。
血まみれのシーツを見た彼は…
そのままぐっすり寝てしまったのもあって、私は次の日の昼前に目が覚めました。そして、彼を起こさないようにトイレに行くと……びっくり! 私の下着は血まみれになっていたのです。
生理がきてしまったことを瞬時に悟った私。それと同時に、確実に彼の寝具も汚したことに気がつき、ひとまず下着にトイレットペーパーを当て、パジャマの汚れはそのままに寝室に戻りました。すると……そこには、血まみれのシーツを外している彼の姿が。
そして、「ちょうど洗おうと思っていたタイミングだったんだ」と、慌てていた私を気づかってか、彼は笑顔でそう話してくれました。
彼の気づかいとやさしさには感激したものの、彼の私物を汚してしまったという申し訳なさはその後も残りました……。
それからは、彼の自宅に泊まりに行くときで生理が近い際には、事前に彼に申告しておいて、バスタオルをベッドの近くに置いておいてもらったり、お酒の量を控えたりしています。
生理が始まるタイミングを掴むのは難しいため、あのときのような恥ずかしい思いはもう二度としないと決めて、万全の状態でお泊まりできるようにと意識しています。
※生理中はアルコールを分解する力が低下しているので、アルコールがまわりやすくなります。また、経血が排出されることで貧血や脱水にもなりやすい状態です。その状態で、アルコールを摂取すると血中のアルコール濃度が上がって、頭痛やめまいなどを引きおこす恐れもあります。さらにアルコール摂取によって、血行が良くなり出血量が増えます。代謝が悪くむくみやすかったり、精神的に不安定になったりする時期でもあるので、飲み過ぎには注意しましょう。
著者/さとうみく
作画/ののぱ
監修/助産師 松田玲子
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