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「上の子がかわいくない」やっと打ち明けることができた。園長との会話でママの心に変化が… #上の子が可愛くない 7

「上の子が可愛くないなんて」第7話。まぎさんは、夫と長女のうなちゃん、次女いろちゃんと4人家族。2人育児が始まってから、うなちゃんの赤ちゃん返りが始まります。今までできていたことをしようとしないうなちゃんに猛烈な怒りがこみ上げ、また大声で叱ってしまいます。次第にまぎさんは、うなちゃんがかわいく思えなくなり……。

出産後の元気がないまぎさんの様子を気にかけて声をかけてくれた園長先生。まぎさんはどこまで話したらいいのか迷いながらも、うなちゃんが赤ちゃん返りしていることや、感情のまま叱ってしまうこと、うなちゃんをかわいいと思えなくなっていること泣きながら話しました。

 

私は「ダメな母親」ではなかった…?

園長先生に話を聞いてもらってやっと今までの気持ちを吐き出せた私。

ダメな母親でもないとはっきり言ってもらえたのですが……。

 

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※ベビーシェマとは、小さい体に大きな頭、顔の低い位置に顔のパーツがある、ぷくぷくとした手足や頬、ぎこちない動きなど、赤ちゃんの形態的・行動的特徴。ヒト以外にもイヌやトリなど、多くの生物に共通して見られるもの。

 

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園長先生から告げられたこととして、下の子が生まれると、母親は本能的にひとりで生きていけない赤ちゃんを守らなければいけないと思うのだそう。

 

そして、できていたことをしなくなったうなちゃんに苛立ちを覚えていたのは、「ちゃんとできていた姿」を見ていたから。まぎさんは、うなちゃんの成長にきちんと向き合っていると話してくれた園長先生。


しかし、今までうなちゃんに冷たくあたって叱ってきたことで、「母親から嫌われている」と感じさせているのではないかと、まぎさんの心配はぬぐえません。2児のパパである園長先生も、下の子が生まれたときは、上の子を優先しようとするもなかなかうまくいかずに悩んでいたと同じ体験があると話してくれました。親身になって話を聞いてくれた園長先生の言葉に心が軽くなったまぎさんでした。

 

 

 

 

園長先生のおかげで、まぎさんもやっと自分の気持ちを吐き出すことができました。ママもひとりの人間。赤ちゃんを育てながら上の子を優先してお世話をするのは並大抵のことではありません。そしてまぎさんがうなちゃんにイラだってしまっていたのは「常にうなちゃんと向き合ってみてきたからだ」と園長先生は告げました。この考え方はまぎさんが自分ひとりで悩んでいても見つけるのは難しかったのではないでしょうか。つい自分でひとりで解決をしようと頑張ってしまうこともありますが、完璧を目指そうとせず、つらいときはひとりで抱え込まないようにする意識も必要だと感じさせられますね。

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    マンガ家・イラストレーターまぎ.

    ドタバタ姉妹を育てる2児の美容師ママ。ブログで育児や日常のできごとをマンガにして連載しています。

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