半年経ったある日、車で送るのをやめると告げられ怒ったあおさんは、その日に乗ることになったタクシー代を請求しにみどりさんの家へ。
しかし逆に今まで余計にかかっていたガソリン代だけでなく、毎日乗るなら駐車場代や車の保険料まで負担してほしいと言われ、ビックリ!
苛立ったあおさんが夫に一連の話を説明して愚痴ると、「他人を車に乗せる責任の重さ」を説明され、自分の言動がかなり図々しかったということに気づきます。
自分の非を反省し、みどりさんに直接謝ることを決意しました。
みどりさんの気持ちは?
みどりさんの元にあおさんが訪ねてきました。
インターホンに映るあおさんを見つめながら、「嫌だなぁ」と思い悩むみどりさん。
みどりさんは親切心で雨の日に声をかけて、あおさんを車に乗せました。
しかしその日から、毎日当たり前のように駅まで送らされていたのです。
みどりさんはいいように使われて嫌だと思いながらも「同じマンションで子ども同士が仲いいから」と自分の気持ちにフタをしてきました。
あおさんの子どもが車に乗って一緒に帰りたいと言ってきたとき、みどりさんは「チャイルドシートがないから」と断りましたが、あおさんは「うちの子は大きいから大丈夫!」と食い下がります。
みどりさんはその言葉を聞いて「この人はこっちの都合なんてお構いなしなんだな」とガックリ……。
一方的に使われることに疲れたみどりさんでしたが、はっきり嫌と言えずにいたのでした。
嫌だと思いながらも、半年間平日ほぼ毎回あおさんを車に乗せていたみどりさん。
同じマンションで、子ども同士の仲がいいママとは、できる限りいい関係でいたいですよね。
しかし、自分の気持ちにフタをして我慢し続けていると、心が疲れてしまいます。
ママ友に自分の正直な気持ちを伝えるのは勇気のいることですが、みどりさんはあおさんの運転手ではありません。きっぱり自分の気持ちを伝えられるといいですね。
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