「それはないよ……」モヤッとしたママ友の発言
私には2歳になる娘がいます。私たちが住んでいるアパートの隣の部屋には、2歳と6歳の子どもを持つママ友一家が住んでいて、予定が合う日には子どもたちを一緒に遊ばせていました。
ある日、隣の部屋のママ友とその子どもたちと一緒に近くの公園へ行くことに。公園にはほかの子どもはおらず、私と娘、ママ友と2歳と6歳の兄弟だけ。子どもたちは各々好きなところで遊び始め、私とママ友は子どもたちの様子を見ながら世間話をしていました。すると砂遊びをしていた6歳の男の子が「えいっ!」と思いきり石を投げ始めたのです。男の子の周りには娘も男の子の弟もいます。私は慌てて「大丈夫?」と、2人がケガをしていないか見に行きました。
するとママ友から「投げるなら人がいないところに投げなさい」と衝撃の言葉が飛び出します。私は、人がいなくても石を投げることはよくないと考えていたので、正直ママ友の言葉にモヤッとしました。しかしママ友は「人に当たらなかったら投げてもいい」という考えのようです。それまでママ友の子育て方針に疑問を持ったことはありませんでしたが、今回初めて私の子育て方針とは違うと気づきました。
私はその日の出来事を仕事から帰宅した夫に相談。夫も石を投げるのはよくないという認識でした。夫と話し合った結果、しばらくの間ママ友や子どもたちとは遊ばないことに。その後ママ友から何回か遊びの誘いがありましたが、理由をつけて断っていると自然に距離ができました。今では偶然会ったときに少し話す程度の関係です。子育ての方針は家庭それぞれで違うため正解、不正解はありません。しかし、石を投げるというような危ない行動に関しては、「私は人がいないところでも投げちゃいけないと思う」と、私の考え方をあのときママ友に伝えられればよかったなと思いました。
著者:森田さやか/女性・主婦。夫と2歳の娘の3人家族。アウトドアが大好きで天気の良い休日にはキャンプに行くのがわが家の楽しみ。
作画:Pappayappa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています