警察官は「物損事故として事故登録をしておきますね」と言うのですが、ミカンさんの不安な表情が気になったのか、「旦那さんに代理をしてもらってもいいと思いますよ」と言ってきました。
ミカンさんは慌てて夫に電話をすると、警察官が事情を話してくれました。その際、夫は男性の不可解な点を次々と指摘したほか、実際に荷物の確認をすべきだと訴えました。夫の主張に納得した警察官は、男性の荷物の確認をすることに。
それから3日後、荷物の確認が済むと、警察官は今回の件は物損事故にはならないと判断しました。ミカンさんたちのほか、男性にもその旨を伝えるのですが、男性は反論をしてきたのです。そこで警察官は「損害賠償を求めるなら、相手は弁護士を立てることを考えているそうですよ」と伝えると、男性は焦った表情になって……!?
「弁護士を立てる」と伝えた途端、男性の態度が変わり始めて…
「あー、えっと……もう大丈夫です」
「損害賠償も求めないですし、
物損事故じゃなくて大丈夫です……!!」
「分かりました。そのように相手に伝えますね」
「ちなみに、高圧的な態度はトラブルの元なので
気を付けてくださいねーッ」
警察官は男性とのやり取りを伝えると、
万が一男性が会社に乗り込んできた際には、
すぐに警察を呼ぶようにとアドバイスをしてくれました。
警察官が去った後、夫にお礼を伝えるミカンさん。
「私ひとりだったら、絶対お金をだまし取られてた。
パニックになって相手に言われるがままになってた……」
「良かった!!引き続きお互い安全運転には気をつけようね。
もし本当に誰かの物を壊してしまったときは、
しっかり代償しよう!!」
そして、ミカンさんは改めて
ドライブレコーダーの重要性を痛感したのでした。
警察官が「相手が弁護士を立てることを考えている」ということを伝えると、さすがにまずいと思ったのか、急に引き下がり始めた男性。今回は夫の冷静な対応によって無事にお金をだまし取られることなく解決したので、本当によかったです。何かアクシデントが起こってしまうと、パニックになってしまいがちだとは思いますが、冷静に判断して対応していくことが大切だと感じました。もし自分がパニックに陥っている思った場合は、今回のミカンさんのように家族や友人などに頼るというのも、有効な手段の1つなのではないでしょうか。
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