手術台の上では間髪入れずに準備が進み、恐怖を感じる間もなく痛み止めや麻酔を打っていきます。麻酔は想像よりも痛みはなく、下半身がビリビリするような不思議な感覚に。
麻酔が効いているか、氷で確認されますが、へその左上に冷たい感覚が残っているのです……。「麻酔が効かなかったらどうしよう!?」と焦る雛田さん。助産師さんたちに「ここは冷たい?」と聞かれ、「冷たいです……」というやりとりを3回ほど繰り返し、やっと麻酔が効きました。
ついに、手術が始まり……。
「おなか切られてる?」初めての帝王切開
早速手術が始まりますが、麻酔がしっかり効いているため、いつおなかを切られたのかもわかりません。また、局所麻酔なので意識はあり、液体を吸っているような音や医師たちの会話は聞こえてきます。
様子が気になる雛田さんに、助産師さんが「すごい目を見開いてるよ!」と話しかけてくれました。緊張している雛田さんは、できれば声をかけてほしいと思ったのでした。
手術が決まってから、ドキドキしていた雛田さんですが、ついに帝王切開の日を迎えました。下半身の感覚がないのに、意識があるというのは、不思議な感覚かもしれませんね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。