赤ちゃんが大きすぎる!?
私の赤ちゃんは出産予定日を過ぎてもなかなか生まれず、おなかの中でどんどん成長していきました。
そこで産婦人科の先生が心配したのが、「児頭骨盤不均衡」です。赤ちゃんの頭が母親の骨盤に対して大きいと、自然分娩できないとの説明でした。
レントゲンを撮ることに…
「あなたは痩せ型だし、骨盤も小さいかもしれない」。先生はそう心配し、私は骨盤のレントゲンを撮ることになりました。
こういう場合、レントゲンで骨盤の大きさを測るのだそうです。ドキドキしながらレントゲン撮影を終え、先生の説明を聞くことになりました。
驚きの検査結果!?
検査の結果を、先生は少し言いづらそうにこう説明してくれました。
「痩せているから心配だったけど、骨盤は人より大きいですね。自然分娩でいきましょう」。
要するに、痩せて見えるけど下半身は人よりしっかりしているようです。
確かに昔から「安産型だね」と言われていた私。お尻や太ももがずっとコンプレックスだったのですが、それがレントゲンで証明されることとなってしまいました。恥ずかしくてうつむきながら診察室を出たのを覚えています。
結局、出産には時間がかかったものの、自然分娩で元気な赤ちゃんが誕生しました。私のお尻の大きさのおかげかもしれません。診察室での先生との気まずい時間も、今では笑い話になっています。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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監修/助産師 松田玲子
イラスト/森田家
著者:やまね ゆき
2015年に出産。1児のママ。学生時代から預かりボランティアなどで子どもたちと関わる。現在は出産・育児体験などを執筆中。