「見られた！？」生理中、トイレに放置した「ある物」を彼氏に見られてしまって

 

生理中は、なんでも面倒に感じてしまう私。使用済みのナプキンをきれいにまとめる余裕すらなく、適当にくるくると丸めてサニタリーボックスに入れていました。

 

そんなある日、サニタリーボックスがいっぱいになってしまったのですが、ゴミを捨てが面倒で「体調がよくなってから捨てればいいや」と、汚物をサニタリーボックスのフタの上に置きっぱなしにしてしまって……。

 

体調がよくないと聞きつけた彼氏がごはんを買って家にきてくれることになり、私は彼氏がくるまで少し眠ることにしました。

 

起きたときには彼氏が家にきていて、「トイレ借りるね〜」と言われたので、私は寝ぼけながら「うん〜」と答えたのですが、そのときトイレの情景を思い出して大慌て。

 

しかし、気づいたときには手遅れで、ナプキンが散らかったトイレを見られてしまったのです。彼にトイレを見られたときは焦りと嫌われたくないという気持ちでいっぱいになりました。

 

彼は見てはいけないものを見てしまったという表情をしていて、焦っていました。

 

私は生理特有の不安定な気持ちが混ざり、涙を流してしまって……。それを見た彼は「嫌いにならないから大丈夫だよ」と頭を撫でてくれました。

 

「彼氏にトイレを見られるなら、もっと早く片づけておけばよかった」と反省しながら汚物入れを片づけました。彼氏が「一緒に片づけようか？」と言ってくれたのですが、さすがに汚物を触らせるわけにはいかなかったので、代わりにお皿洗いをお願いすることに……。

 

2人で家事や掃除をしたあとも「温かいお茶をいれようか？」と私の体を気づかってくれて、彼と付き合ってよかったなと改めて感じた出来事です。

 

 

生理はつらく、どんなことでも面倒に感じてしまいます。ただ、この日を境に、人に見られて恥ずかしくない程度には片づけるようになりました。私の生理症状が重いと知った彼は、生理の日にごはんを買ってきてくれるようになり、今でも仲良くしています。

 

著者／あすまる
イラスト／おんたま
監修／助産師 松田玲子