コロナ禍で、さらにストレスの多い生活に
40代も半ばの私。体の不調を次々に感じるようになり、逆流性食道炎(ぎゃくりゅうせいしょくどうえん)、貧血、子宮筋腫(しきゅうきんしゅ)と次々に診断を受けています。
その都度、医師のアドバイスを基に一つひとつに向き合い、対処してきました。診察の際に「ストレスをためないように」と励ましてくれる医師もいましたが、世の中はコロナ禍に入っていきました。
子どもの休校、マスク生活、外出自粛、夫のリモートワークなどなど、生活は突然大きく変化しました。それに伴い、私は時間や行動を制限されることが多くなりました。また、家族の健康にも気をつかわなければならず、以前より多くのストレスと不安にさらされる日々になっていったのでした。
ただ、そのような状況になっても、割と気持ちは明るく、体調も大きく崩れることはなく過ごせたような気がします。病院にかかり、医師のアドバイスを基に自分自身の体調に注意するようになったことももちろんありますが、今振り返ってみると、わが家にやって来た犬の存在が大きいのではないかと思うのです。
犬を迎えてからの生活の変化
昔、実家で柴犬を飼っていたので、いつか娘が大きくなったら、また犬を飼いたいなぁと思っていました。そこで、娘が小学生になったことを機に飼うことに。室内でも飼いやすく、社交的といわれるトイ・プードルにしました。子犬のころは食べず嫌いや体調を崩して病院にかかることも多かったのですが、今では、 よく食べ、よく遊ぶ、元気いっぱいの犬に成長し、来月で2歳になります。
犬を迎えたことで、いくつか生活の変化がありました。一番大きく変わったことは早起きになったことです。それまでも、平日は会社や学校があるので、6時くらいには起きていましたが、犬の散歩をするためにより早く起きるように。休日も同じくらいの時間に起きるようになり、時間にゆとりができました。
在宅ワークの私は、へたをすると今日は一歩も外に出なかった……という日もあったのですが、犬の散歩のためにお日さまの出ている中を30分以上歩くようになりました。特に朝は空気が澄んでいて、とても気持ちが良いです。
また、日中は、犬との触れ合いにいやされています。娘も小学生になり、抱っこをすることがなくなり少し寂しさを感じていましたが、甘えん坊の犬をなでたり抱っこをしたりするときに、生き物の温かみを感じ癒やされます。
犬がもたらしてくれたもの
先日、精神科医の樺沢紫苑先生が書いた『精神科医が教える ストレスフリー超大全』を読みました。その本では、幸福感を引き起こす主な脳内物質として、セロトニン、オキシトシン、ドーパミンが挙げられていました。
セロトニンは、安らぎや癒やしから来る幸福感に関係し、朝に散歩することで活性化されるそうです。オキシトシンはつながりから来る幸福感に関係し、スキンシップによって活性化するそうですが、ペットとの触れ合いなども良いと書いてありました。ドーパミンは、やる気から来る幸福感に関係しますが、仕事での成功やスポーツで優勝したときなど、目標を達成したときに分泌されるとあります。ドーパミンは達成感や高揚感に関連あるものとして以前聞いたことがありました。
ドーパミン以外の2つは初めて聞いた言葉でしたが、これを読んで、犬と私の関係性を重ね 、ハッとしました。朝の散歩でセロトニンが活性化され、抱っこすることでオキシトシンが分泌されるという、犬との生活の中でストレスが軽減されていたように感じます。
まとめ
この数年間を振り返ってみると、更年期に突入して体調的にも不安定となる中で、私は犬のおかげで生活リズムが整ったり、癒やされたりと、犬に支えられて過ごせていたんだなぁと思いました。今も私の横であお向けに寝ている犬。これからもずっと大切にお世話し、長生きしてほしいなと思いました。
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※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
イラスト/サトウユカ
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