私見たんだよね…
証拠を突きつけられたツヨシさんは言い訳しますが、もちろんどれも納得できる発言ではありませんでした。するとツヨシさんはまさかの逆ギレ。
ユキさんは呆れ果て、「離婚しよう」と告げました。さすがに焦ったツヨシさんは「たかが風俗で離婚なんて」とユキさんを思いとどまらせようとしますが、十分離婚が成立することを知り、その場に崩れ落ちて、ツヨシさんは家を追い出しました。
その後、ツヨシさんは実家に帰ったようで、離婚を家族に伝えたよう。そんなある日、ユキさんの元に義母から電話がかかってきました。離婚の原因を作ったのはユキさんだと言う義母。さらに息子が原因で離婚するのにもかかわらず「慰謝料を取りたいのはこっちのほう」と的外れなことを言います。しかし、ユキさんが強気で反論。ぐうの音も出なくなった義母は「ひどい……」と漏らしましたが、ユキさんが強気にでると、あきらめたようで慰謝料の話に戻した義母。しかし、ユキさんは「それは書面でお送りします」とキッパリ告げ、電話を切りました。
その後、ユキさんが離婚協議書を義実家に送ると、夫から「話があるから会いたい」と連絡が入ります。ユキさんが会いに行くと、夫からは「慰謝料を半額してほしい」とお願いがありました。ユキさんは夫に、もともとは600万円を請求するつもりだったが、500万に減らしていると告げ……。
慰謝料を半額にしてくれと頼んできた夫に対して、ユキさんは義実家で見たことを語りました。ユキさんが見たのは、引き出しに挟まっていた夫の通帳。ユキさんが意を決して見ると、そこには400万円の貯金がありました。それをユキさんが言うと夫は逆ギレ。しかし、ユキさんは「400万あるのはわかってる」「だから先に400万一括で振り込んでください」とキッパリ告げました。そして「残りの100万円は毎月返済してください」とお願いし、ユキさんは新しく準備していた離婚協議書を突きつけました。夫にサインと印鑑を押すように促し、サインをもらったユキさんは、別れの言葉を告げて、その場を後にしました。
後日、友人・ミカと食事に行ったユキさん。ミカは「やっとユキらしい笑顔が見れて安心したよ」と安堵。どうやら夫と住んでいたときのユキさんの支配されているような様子を見て心配をしていたそう。そして「これからはユキの人生を生きていいからね」と言ってくれました。そしてユキさんは「自分を大切にしてくれる人と歩む人生」に向かって前に進みだしました。
◇ ◇ ◇
ユキさんの望む形で離婚することができたようで、よかったですね。またこれから再出発を志すユキさんにとって「これからはユキの人生を生きていいからね」と言っていくれる友人・ミカさんが側にいてくれるのも心強いのではないでしょうか。夫や義実家でうまくいかなかったユキさんですが、これからは自分を思うように人生を歩んでいってほしいですね。
ShareStoryさんの連載は、以下のサイトからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。