何言っているの?
証拠を突きつけられたツヨシさんは言い訳しますが、もちろんどれも納得できる発言ではありません。するとツヨシさんはまさかの逆ギレ。
ユキさんは呆れ果て、「離婚しよう」と告げました。さすがに焦ったツヨシさんは「たかが風俗で離婚なんて」とユキさんを思いとどまらせようとしますが、十分離婚が成立することを知り、その場に崩れ落ちて、ツヨシさんは家を追い出しました。
その後、ツヨシさんは実家に帰ったようで、離婚を家族に伝えたよう。そんなある日、ユキさんの元に義母から電話がかかってきました。
離婚の原因を作ったのはユキさんだと言う義母。さらに息子が原因で離婚するのにもかかわらず「慰謝料を取りたいのはこっちのほう」と的外れなことを言います。しかし、ユキさんは反論。さらに「女をそうやって扱っていいって実家でみてきたから私にも同じことができるんですよ」と強く言い返します。
ぐうの音も出なくなった義母は「ひどい……」と漏らしましたが、ユキさんが強気にでると、義母はあきらめたようで慰謝料の話に戻しました。しかし、ユキさんは「それは書面でお送りします」とキッパリ告げ、電話を切りました。
※魏実家→義実家
義実家でも唯一やさしく接してくれた、夫の兄の嫁・アヤカさんに心残りがあった、ユキさん。ユキさんはアヤカさんにお礼の連絡を入れました。
しかし、いつになってもアヤカさんからの連絡はありませんでした。
いつも返信が早いアヤカさん。既読すらついていない状態に、ユキさんはアヤカさんにブロックをされ、メッセージが送れない状態になっていると予想しました。そこで、ユキさんは「あの家の人たちは誰一人私の家族ではなかった」「私の味方なんて最初から誰もいなかったんだ」とショックを受けながらも、アヤカさんをブロック。
そして、ユキさんは離婚協議書を作成し終え、不貞の書類一式も封筒に入れて実家に送りました。後日夫から「会って話がしたい」との連絡が。ユキさんが会いに行くと、夫の要件は「慰謝料を半額にしてほしい」とのこと。ただ、ユキさんはもともと600万円を請求するはずだった予定を100万円少なく設定してあげていたのです。
◇ ◇ ◇
ユキさんは、信じていた夫にも裏切られ、義実家で唯一味方だと思っていたアヤカさんからも冷たい態度を取られてかなりショックを受けたのではないでしょうか。信頼していた人からの裏切りはつらいものです。さらに、夫の慰謝料の半額希望には呆れてしまいますね。自分が原因で離婚に至るのですから、そこはきっちりと落とし前をつけて、支払ってほしいと思ってしまいますよね。
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