何言っているの?
証拠を突きつけられたツヨシさんは言い訳しますが、もちろんどれも納得できる発言ではありませんでした。するとツヨシさんはまさかの逆ギレ。しかしこの発言は、不貞行為を認めることと同じです。
ユキさんは呆れ果て、「離婚しよう」と告げました。さすがに焦ったツヨシさんは「たかが風俗で離婚なんて」とユキさんを思いとどまらせようとしますが、十分離婚が成立することを知り、その場に崩れ落ちて、ツヨシさんは家を追い出しました。
その後、ツヨシさんは実家に帰ったようで、離婚を家族に伝えたよう。そんなある日、ユキさんの元に義母から電話がかかってきました。
離婚の原因を作ったのはユキさんだと言う義母。さらに義母はユキさんが夫婦生活に応じなかったから不貞行為をからと苦し紛れの理由を述べ……。
息子が原因で離婚するのにもかかわらず「慰謝料を取りたいのはこっちのほう」と的外れなことを言う義母。しかし、ユキさんは「夫婦生活に応じなかったのはツヨシさんです(夫)」と反論。さらにそのときに言われたひどい言葉も合わせて義母に告げました。そして「親が親なら子も子ですよね」「女をそうやって扱っていいって実家でみてきたから私にも同じことができるんですよ」と強く言い返します。
ぐうの音も出なくなった義母は「ひどい……」と漏らしましたが、ユキさんは前に義母から言われたひどい発言も覚えていました。そして義母のことを憐れむような発言をすると、義母はあきらめたようで慰謝料の話に戻します。
しかし、ユキさんは「それは書面でお送りします」とキッパリ告げ、電話を切りました。
◇ ◇ ◇
今まで心に溜めてきたユキさんは、ようやく今まで思っていたことを義母に伝えることができました。いつも義母に言い返すことがなかったユキさんの強い姿勢に、義母も驚いたことでしょう。覚悟を決めた人は強いですよね。その勇気を持って、離婚後もユキさんの理想とする未来に進んでいってほしいですね。
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