しるくさんは、育児をしようとしないこと以外にも、夫に対して気になることが出始めて……?
私を傷つけていることに気づいてほしい……。
以前子どもを授かりたいと夫へ伝えたとき、夫から育児に対する気持ちを何も聞いていなかったなとしるくさんは思い返します。合意してくれたということは、一緒に育児をしてくれるつもりなのだと思い込んでいたのでした。
もちろん最初から全く家事や育児をしてくれなかったわけではありません。しかし、最近は機嫌が悪いと自分のことしかしなくなり、息子のことはしるくさんに任せっぱなしの夫。
会話の中でトゲのある言い方をすることも増え、しるくさんの心は傷ついていきます。
自分自身も中学生のころにトゲのある言い方をして相手を傷つけたと反省した経験があるしるくさんは、夫の言葉についてあまり強く言い返せません。このことへの不満を誰にも相談できないということもあり、ますますしるくさんの心に負荷がかかっていくのでした。
自分の何気ない言葉が人を傷つけていることには、なかなか自分では気づけないものです。
それでも過去のしるくさんは、自分で気づくことができました。しかし、夫は他人から指摘してもらわなければ気づかないのかもしれませんね。
しるくさんを見下しているともとれる夫のトゲがある言葉。
しるくさんを傷つけていることに、夫が気がつく日が来ることを願うばかりです。