やけどが痛み、微熱で体がだるくなってきたりささんは母に相談しますが、母はりささんの様子を見て衝撃の一言を発します。
病院へ行くべきだと思うんだけどなぁ
りささんがぐったりしているにもかかわらず、自分の食べていたお菓子を勧め始める母に衝撃を受けたりささん。
それでも病院へ連れていってほしいと頼み込み、りささんがようやく連れていってもらった病院は、皮膚科ではなく内科でした。
こんな風に、抜けているのかなんなのか、不思議いっぱいの母ではありましたが、母なりに娘を愛している気持ちは随所から伝わってきていたため、りささんは母のことをどうしてもきらいになれませんでした。
一方りささんの父はそうは思ってはいません。
母の行動がきっかけで両親は絶えず喧嘩をしていたので、りささんは父から何があったのか聞かれても、やけどのことを正直に話すことができませんでした。
そんな中、両親の不仲が決定的となるできごとが起きます。
当時同居していた高齢の祖母が、いつもより体調が悪そうなことに気付いたりささん。
母に祖母を病院へ連れていくよう打診しますが、「病は気から」といつものように一刀両断されてしまいます。
仕方なくりささんは、祖母のことは自分が気にかけようと決意したのでした。
りささんの母のように、こんなに抜けていることが日常茶飯事で、さらに実害があったとすると、一緒に住んでいる家族は疲れてしまいそうですね。
りささんの父が怒ってしまうのもしょうがないことかもしれません。
どうにか母のうっかりミスや楽天的すぎる思考から起こる実害を止めることができれば良いのですが……。
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