その後、ヒナタとモネが一緒に毎日買い物に行っていて、買い物の料金をヒナタが支払っていたことを知ったユリ。そして、モネとヒナタの2人から裏切られていると思い込んだユリは、実家に帰ってしまいます。
ヒナタはモネになぜユリを傷つけたのか理由を尋ると、学生時代、"自分が過去に自分が好きになった人はみんなユリのことを好きになってしまっていた"というつらい経験を語り始めたモネ。
次第にユリへの嫉妬心が大きくなっていき、「信頼している自分が裏切ったと知ったとき、どういう顔をするのか見てみたくなった」と動機をすべて話しました。さらにモネは、同じサークルだったヒナタのことを「ずっと好きだった」と言い始めて……?
突然の告白に、夫は一瞬固待ってしまって…
「え……?」
「その様子、笑えるくらい覚えてないんだね」
「まぁ仕方がないか。学部も違うし、
サークルも新歓だけ参加して結局入らなかったもんね」
「ユリですら、私とヒナタ君が面識あること
忘れてるくらいだもん」
そう言いながら寂しそうにうつ向くと、
ヒナタが酔いつぶれて道端に横たわっていた日のことを
モネは思い返していたのでした。
◇ ◇ ◇
サークルの新入生歓迎会に参加したとき、ヒナタに一目惚れをしていたモネ。ヒナタのことが好きだったのならなぜ当時、もう少しモネは自分からアプローチをかけなかったのか疑問に思いました。学生時代に積極的に何かアクションを起こしていたら、モネとヒナタが結ばれていた未来もあったのかもれません。ただ、モネは明らかに今悪いことをしているので、いずれにしても羨ましいからと言って友人の夫を取ろうとするのはやめて欲しいですね。