とくに計画をして授かったわけではなかった2人目の赤ちゃん。生まれる前からはもちろん、生まれた今もいろいろと悩みが尽きない日々です。今回は、私の2人目妊娠と出産入院、上の子の成長、四学年差のメリットなどについてお伝えしたいと思います。
赤ちゃんが生まれ、上の子がお姉ちゃんになる
上の子が年少のときに、私は2人目を妊娠。妊娠中に、ママのおなかに赤ちゃんがいること、お姉ちゃんになることを上の子に伝えてきました。ところが出産が近付き、「赤ちゃんが生まれるとき、ママは病院にお泊りなの。パパとなかよくねんねしてね」と伝えると、激しく泣き出してしまいました。
上の子は、それまで赤ちゃんを楽しみにしていたのに、急に不安になってしまったようです。パパと2人の時間をもう少し持たせておけばよかったと後悔。お姉ちゃんになる道は険しいようです。
初めての離れ離れの夜、娘の葛藤と成長
上の子は、私が入院中、毎日面会に来てくれました。ところが、帰る時間が来ると泣いてしまいます。夜も「ママに会いたい」と泣きながら眠りにつくらしく、本当に胸の痛む入院生活でした。でも、「お前が泣くとママも悲しむよ」とパパに言われてから泣かなった様子。早くも娘の成長を感じました。
上の子は今でも、「ママが病院のとき、パパがカレー作ってくれたんだよ!」と話します。パパとの絆も深まったようでよかったと感じています。がんばったこと自体も、上の子の自信につながったようです。
四学年差の出産ということ
上の子の入園が決まってすぐに分かった妊娠だったため、子育ては子どもひとりでも大変で余裕もない、どうしよう……と自信がありませんでした。でも上の子は、お姉ちゃんになる自覚が芽生えたころに幼稚園に入り、心も体も急成長。言葉での意思疎通もできるように。そんな娘の成長に助けられることが本当に増えました。
上の子が幼稚園に行っている間、時間ができたという点もよかったです。また、子どもたちは、四学年しか離れていないため、幼稚園グッズなどもうまく流用できるのでないかと思っています。
下の子の誕生は、上の子にとってはおもしろくないと思うこともたくさんあると思います。新しい家族の誕生をみんなでよろこべるよう、たくさん話をして、上の子のための時間を持つことも準備のひとつだと感じました。(TEXT:ママライター藤原しおり)