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「え、私も?」母と夫の心無い言動はまさかの病気が原因だった!さらに自分までもが…? #母娘トラブル 最終話

「母と娘」最終話。りささんの母は、人の気持ちを察したり空気を読んだりすることが苦手。楽観的な上にうっかりミスが多く、自分のミスは人のせいにしがちです。両親が離婚したことをきっかけに、りささんはうつ病を発症した母と2人暮らしとなりました。その後、運命のごとく出会った高校時代の同級生・ゆうたの助言により、りささんは母と別れてひとり暮らしに。母の呪縛から解き放たれたと同時に、自分を救ってくれたゆうたと交際を始めました。

りささんの気持ちを理解してくれないゆうたへの違和感と、母へ感じていた違和感が似ていることに悩みながらも結婚を決めたりささん。妊娠、出産を経ても変わらないゆうたの姿に母の姿を重ねてしまい、謎の体調不良に悩み続けることとなります。そんな中、母が倒れたという一報を受けたりささん。娘の存在に励まされながら向かった病院で、母から「他人の気持ちが理解できない」と衝撃の言葉を告げられショックを受けます。ゆうたも母も自分の気持ちをわかってくれないことに孤独を感じていたりささんですが、唯一理解してくれている娘の姿を見て、ある決意を固めたのでした。

りささんの気持ちが理解できないゆうたに対し、娘はりささんのためにりささんの気持ちを一生懸命伝えようとしていました。
そんな2人から目をそらすように、ゆうたはいつものようにパチンコへと出ていきます。
家を出るゆうたの背を見ながら、りささんが決意したのは……?

そうか、この感覚には名前があったのね…!

母と娘

 

母と娘

 

母と娘

 

 

母と娘

 

母と娘

 

母と娘

 

 

母と娘

 

母と娘

 

母と娘

 

 

母と娘

 

母と娘

 

母と娘

 

 

母と娘

 

母と娘

 

「娘には自分のようなつらい思いをしてほしくない……。」

そう思ったりささんは、母のことについて調べ始めます。


医師にも相談し、診断結果は軽度の「自閉スペクトラム症」という発達障害でした。
さらにりささん自身も「カサンドラ症候群」と判明。
りささんは、自分が感じていた違和感の原因がきちんと判明したことで、長年つかえていた胸のつかえがおりる感覚を味わいました。


診断をもらったことをきっかけに、りささんは母と対話するように。
ゆうたはパチンコに入り浸るようになり、りささんの症状を理解できず、2人は離婚することとなりました。しかし娘はりささんが長年のわだかまりから解放されて、表情が明るくなったことを喜んでくれたのでした。

 

 

モヤモヤした感覚に、はっきりと病名や診断がつくことで心が晴れたという経験をした方もいるのではないでしょうか。
今はカサンドラ症候群も良くなり、娘を連れて再婚したりささん。
母の気質を理解し良好な関係性のまま、新しい家族と本当の幸せを感じる日々が続くことを祈ります。

 

 

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    マンガ家・イラストレーターてにくまちゃん。

    オカルトからヒトコワまで、“不思議で怖い”体験談を掲載。誰もが楽しめるようなやさしい絵柄のマンガで、ゾッとするお話をお届けしています。

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