「りさの気持ちが理解できない」と告げた母に対し、怒りをあらわにするりささん。
さらに母は「りさだけじゃないの」と続け……?
私の気持ちを理解してくれる人なんて、もういないのかも
薄々母へ感じていた「この人は他人の気持ちを察することができないのでは?」という疑念が、母の言葉によって確信へ変わった瞬間、りささんは母にどういう言葉を返せばよいのかわからなくなります。
さらに帰路では、娘から「おばあちゃんとパパは、話すときの感覚が似ている」と聞き、幼い子どもでも感じている共通した違和感に驚きます。
病院から帰ったりささんに対し、義母の心配はおろか、りささんの気持ちを心配することさえせず自分の都合を優先させるゆうた。
絶望を感じたりささんは、めまいと孤独を感じながらこの日は眠りについたのでした。
翌朝、娘の泣き声で目覚めたりささん。
慌てて声のするほうへ向かうと、ゆうたに対して「ママの気持ちをわかって」と泣く娘の姿が!
その姿に、娘をこんな気持ちにさせてしまった自分を情けなく思うと共に、りささんはひとつの決意を固めたのでした。
娘は小さいながらに、ゆうたとりささんの母が同じ気質だと気付いていたようです。
娘には自分のように、親との関係性でつらい思いをしてほしくないと思うりささん。
娘を守りすぎるあまり、りささん自身がますます傷つかないような選択をしてくれたらいいですね。