大事なプレゼンと生理2日目が重なった!
仕事を順調にこなしていたある日、私は大きなプロジェクトを任されることに。初めて責任のある仕事に抜擢されたのがうれしく、張り切ってプレゼンの準備を進めました。
そしてプレゼン当日、準備を完璧にして先方の会社に向かった私。しかし緊張のあまり、この日生理2日目だということをすっかり忘れてしまっていたのです。
なんとか乗り切った…けれど!?
プレゼンが始まり説明をしていると、経血がドッと出る感覚が。このとき生理であることをすっかり忘れ、行くはずだったトイレに行けていなかったことを思い出したのです。プレゼンは質疑応答の時間含め、およそ3時間ほど。その間も何度か経血が出る感覚があり、漏れていないかと正直頭の中は生理でいっぱい。それでもなんとかプレゼンを終えることができました。
しかし、自分のプレゼンが終わって安堵したのも束の間、そのまま着席して打ち合わせをすることになってしまったのです。「どうしよう、座ったら絶対にナプキンから溢れて漏れてしまう」……感覚でナプキンがすでに限界を迎えていたことがわかりました。ただ、取引先の会社の方がたくさんの人がいる中で、トイレに行きたいとも言えません。結局、私はほぼ中腰で打ち合わせをし、なんとかその場を切り抜けました。
もし盛大に漏らしていたら…
打ち合わせが終わってすぐに、私はコンビニでショーツとストッキングを購入。そのまま駅のトイレに駆け込むと、ガードルまで漏れてしまっていました。
幸い、プレゼンは立っておこなっていたことと、打ち合わせも中腰で乗り切ったためか、スカートまでは染みていない様子。もし、経血漏れをしていたらプレゼンが台無しになっていたかも、と思うとぞっとしてしまいました。
仕事が忙しかったり拘束時間が長かったりすると、どうしてもナプキンの交換ができないケースがあり、だからこそこまめな交換は気をつけていたはず。……だったのですが、緊張のあまり生理であることをすっかり忘れてしまっていた私。仕方のないことだとしても、生理のトラブルは、自分だけでなく周りの方にも迷惑をかけてしまう可能性があります。大事なときこそ、余裕をもって行動することが大切なのだと、改めて生理中の仕事については気をつけるようになりました。
著者/和花 彩花
作画/ちゃこ
監修/助産師 松田玲子
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