いずれは義母との同居も考えていたペンコさんですが、今、義母に同居の話をすることをためらうのは、2つの理由があったからです。
夫の兄弟からの言葉とは…
自分の生活がこれから変わっていくタイミングで義母とすぐに同居することに不安を感じたペンコさんは、夫に「お義母さんに話すのは二人でよく話してからにしよう。」と伝えます。
義実家には「男性が一家の大黒柱」という考えがある様子で、長男である夫が同居の話をすれば、義母は「長男である夫の考えに従おう」と同居に対する本音を話してくれることなく決めてしまうと思ったからです。
また、義父が亡くなってひとりになったころから義母は「ひとりは寂しい」と妙に強調していて、同居の話をすると、とんとん拍子に進んでしまうかもしれないと思ったことも理由です。
そんな風に同居について悩んでいたある日、夫が兄弟に同居の話を相談。
すると「この1年は子ども中心の生活で、同居どころじゃないと思うよ」とペンコさんの思いを代弁するかのような返答があったのです!
義兄弟のおかげで、自分の気持ちを夫に伝えることができたペンコさん。
それから夫と話し、急いで同居の話を進めることはやめようという結論に至りました。
夫の親である義母との同居のことを、「今はしたくない」と夫に伝えることはなかなか勇気がいることですよね。
今回は幸運なことに、義兄弟の言葉がよい足掛かりとなり、ペンコさんは気持ちを伝えることができました。
夫も、兄弟とはいえ第三者からの意見があったからこそ、スムーズに納得できたのかもしれません。何かに悩んだとき、誰かに相談することが解決のきっかけになると改めて実感させられる出来事でしたね。
皆さんも自分だけで解決できない悩みがあるときは、ぜひ誰かに相談してみてください。