生理中に気兼ねなく休めるように
私が小学校や中学校のころは、生理であることを伝えないとプールの授業を休めないことが多くありました。けれども、中3のときに担任になった30代の先生は赤ちゃんが生まれたばかりの家庭を大切にする方で、ほかの男性教員とは違いとても理解がある人でした。
プールの授業が始まる時期になると、「プールに入れない理由はいちいち聞きません。ただ体調不良とだけ教えてください」と言ってくれました。先生のおかげで、生理中でも嫌な思いをすることなくプールの授業を欠席できるようになったのです。
生理痛を理解してくれた!
私は生理が重いタイプで、授業中に腹痛に襲われることがよくありました。ほかの男性教員からは、「いつもおなかが痛いと言うけれど、我慢できないほどなのか?」などと言われ、毎回嫌な思いをしていた私。
しかし、先生は「大丈夫? つらいね。保健室に行ってきていいよ。Aさん、一緒に保健室までお願いできる?」と言ってくれたのです。生理痛でつらいと言わなくても、腹痛というだけで寄り添ってくれてまさに神対応。私は先生に影響され、生理への理解がある男性としかお付き合いできなくなってしまったほどです。
生理中の女子の体調を一番理解してくれた、中3のときの担任の先生は本当にやさしい人でした。ずっと生理が嫌で仕方ありませんでしたが、先生が寄り添ってくれたおかげで生理と向き合うことができるようになったとも思うのです。
著者/谷口朱美
イラスト/おみき
監修/助産師 松田玲子
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