はじめての妊娠だと、これから先に起こることは未知の世界です。おなかのなかの赤ちゃんは女の子なのか男の子なのか、誰に似るのかなど、気になることばかり。私もそのひとりでした。そこで根拠がないと分かっていても、気になったものが言い伝えや迷信です。今回は、個人的に気になった言い伝えや迷信を3つご紹介します。
おなかの出方と顔つきで性別が分かる?
妊娠をしたとき、職場の上司から「おなかが前に突き出ているから男の子だな」と言われました。そういった言い伝えがあることをそのときに知りました。おなかが前ではなく、横に広がるように出てきたら女の子だとか。また、顔つきがきつくなったら男の子、やさしくなったら女の子という言い伝えも。
どちらも医学的根拠はありませんが、昔から言われていることだと気になっちゃいますよね。結果的には、なんと上司の予想が的中しました。
みんなにおなかをさわってもらうと?
「みんなにおなかをさわってもらうといい子が生まれる」という言い伝え。これは私自身、本当ではないかと思っています。
赤ちゃんは、おなかのなかにいるときから外の声が聞こえているといわれています。ママ以外の人たちにおなかをさわって声をかけてもらうと、「みんなに大切にされている」という気持ちが伝わるかもしれないと感じました。
おなかを触られるのがいやだと感じるママもいるため、人それぞれですが、私自身はパパや友人にたくさんおなかをさわってもらいました。
トイレ掃除をするときれいな子が生まれる
私の両親から聞いて興味深かった言い伝えが、「毎日トイレを掃除するときれいな子が生まれる」というものです。トイレは、体のなかから出た分身をためておく神聖な場所で、これを清めることから「きれいな子が産まれる」という意味もあるようです。
また、トイレ掃除をすると、股関節がやわらかくなり、筋力をつけるメリットなどもありそうですよね。迷信だとしても、安産につながるという意味で一理あるのかなとも思いました。
根拠がないとしても、昔から言い伝えられていることには、なにかしら意味が存在するとも感じます。昔の人はこうやって妊娠中を過ごしていたのかと思うとおもしろいですね。みなさんは、どんな言い伝えや迷信が気になりますか?(TEXT:ママライター田中由惟)