※子宮筋腫とは…良性の腫瘍であり、発生場所は子宮の内側(粘膜下筋腫)、子宮の筋肉の中(筋層内筋腫)、子宮の外側(漿膜下筋腫)とさまざまです。1つだけでなく複数できることも。主な症状は過多月経、生理痛、腰痛、頻尿、貧血など。超音波検査やMRIで診断可能で、治療法には薬物療法や手術療法があります。
どうしても好奇心が抑えられない…!
手術日が2023年4月3日に決まり、手術前日の4月2日から大学病院に入院したカンノさん。明日の手術までにおなかの中をきれいにしておくため、看護師さんに渡された下剤を飲んだところ、効き目が強すぎたのか深夜に計9回も病室とトイレを往復する事態に。睡眠不足で手術当日の朝を迎えたカンノさんのもとに、看護師さんから「手術は予定通り9時から開始です」とのアナウンスがあって……。
※看護士→看護師
手術のおよそ1時間前、看護師さんに続いて担当医師が病室に現れました。すると、医師は今までの態度と打って変わってガッツポーズをしながら「頑張りましょう!」と元気に声をかけてくれたのです。このときのことを「いい意味で医師の印象がガラリと変わった」と振り返るカンノさん。やる気があることをしっかり言葉に出して伝えてくれたら、患者さんも「この人に任せよう」と安心できますよね。
その後、予定時刻が迫り看護師さんとともにオペ室まで歩いて移動することに。移動中、カンノさんは今言うことかもしれないけど……と思いながらもどうしても聞いておきたく、看護師さんに「手術中に切ったものってあとで見れますか?」と尋ねます。看護師さんは微笑みながら「たまにそういう人もいらっしゃるんですよね」と答え、医師に確認してくれるとのことでした。
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「全身麻酔で何秒くらい意識を失わずにいられるか挑戦しよう」というチャレンジに加え、ドキドキしながら切除した部位を見せてもらえるかを病院側に尋ねるカンノさん。漫画家なだけあって、未体験の物事に対する好奇心の強さはさすがですね。果たして手術後にカンノさんは切除部位を見ることができるのでしょうか。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師 松田玲子
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