「子どもの虫歯は親の責任」とも言われ、日々虫歯予防をがんばっているママやパパも多いかと思います。少しずつ自分で歯磨きができるようになっても、やっぱり仕上げ磨きは必要ですよね。ですが、仕上げ磨きをしようとすると、お子さんは嫌がりませんか?私の2歳の息子も、仕上げ磨きをとても嫌がり、毎日暴れられて親子ともども苦痛でした。今回は、仕上げ磨きのときに、私が試してみて効果があったものを紹介します。
1.好きなぬいぐるみ
2歳の息子はアンパンマンが大好きです。アンパンマンの仲間に「はみがきマン」もいます。息子が好きなアンパンマンを左手に、右手にははみがきマンに見立てた歯ブラシを持ち、虫歯菌をやっつけるストーリーで仕上げ磨きをしました。
しまじろうのパペットも使いやすそうだなと思っています。300円均一ショップの3coinsでもかわいい動物のパペットが売っていたので、アンパンマンに飽きたら買いたいと思っています。
2.おいしい味がするフロス
息子が通っている小児歯科では、前歯が生えてきたときからフロスを使うように指導されています。しかしフロスの感覚が嫌なのか、とても嫌がられるので、こちらも試行錯誤しました。
ネットを見ていたところ、いろいろなフレーバーが付いたかわいいフロスが売っていたので購入してみました。これが思ったより子どもに人気でした。毎日何味のフロスにしようか選ぶのが楽しいらしく、おいしい味もほのかに楽しめるのでおすすめです。
3.ハミガキの歌
どうしても口を開けてくれず、仕上げ磨きができないときは、スマホやパソコンで「ハミガキの歌」の動画を見せています。目のことを考えると、あまり見せたくはないのですが、仕上げ磨きも大事だからとこのときは割り切っています。
動画を見ながら、同じような動きをする息子。自分の口にバイキンがいるイメージが湧きやすいようで、「虫さんやっつけるからね」と声をかけると、がんばって口を開けてくれます。
息子は3歳間近になり、最近は自ら口を開けてくれるようになりました。虫歯になると治療も大変なので、工夫しながら朝晩の仕上げ磨きを楽しみたいと思っています。(TEXT:ママライター武山あゆみ)