個人差はありますが、およそ1カ月もナプキンを使用することもある、産後の悪露(おろ)の期間。肌の弱い私が、産後の悪露でかぶれないよう心がけたことを紹介します。
肌が弱いため、かぶれないか心配だった
生理中、ナプキンで肌がかぶれやすかった私。ましてや産後の悪露は、生理よりも期間が長くなります。およそ1カ月もナプキン使用をすると思うと、かぶれてしまわないか、心配でなりませんでした。
そこで出産前に助産師さんに相談し、かぶれを予防する方法を教わっておきました。かぶれてしまってからの処置も大切ですが、できる限りの予防も心がけたいですよね。
基本は「こまめにナプキンを交換する」
かぶれ予防で重要なのは、ナプキンをこまめに交換し、悪露を洗い流すことだと教わりました。また、陰部をこすらずにやさしく拭くこともポイント。さらに乾燥し過ぎを防ぐため、せっけんは使わないで洗うなどのアドバイスをもらいました。
トイレのウォシュレットはいちばん弱い水圧で外陰部のみ、腟内は避けます。産後は助産師さんに言われたとおりのケアを心がけました。
予防のおかげでかぶれずに済んだ!
生理のとき以上にかぶれないよう気を付けたところ、多少のかゆみはあったものの、かぶれることなく悪露の期間を終えることができました。肌が弱くても、こうした予防を心がけることでかぶれを回避できると実感!
そのほかにも、肌にやさしいナプキンや布ナプキンを使用するのもひとつの方法です。ただ、強いかゆみやおりものに異常がみられる場合など、心配な点があるときは迷わず受診するようにしたいですね。
肌がかぶれやすいのは女性にとって悩みの種ですが、これからも地道に向き合っていきたいと思っています。
著者:田中由惟
一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。