離乳食作りは手間がかかって大変ですよね。筆者もだけで手がいっぱいで、時間をかけて離乳食を作る余裕がありませんでした。少しでも離乳食作りを簡単かつ早く済ませたい! そこで効率を考えて実践したのが、「同時料理」です。省エネにもつながるのでおすすめです。
同時調理の王様!炊飯器が大活躍
すでに実践しているママも多い方法だと思います。大人のごはんを炊くついでに「おかゆ」などを同時調理する方法です。わが家では赤ちゃん用にお米と時期に合わせた水を耐熱容器に入れ、大人のごはんを炊くときに一緒に作りました。
また、「さつまいも」などをアルミホイルに包んで同時調理する方法も!時短はもちろん、洗いものもなし! かなりの効率化になりました。
汁物をつくるついでに鍋で同時料理
毎日みそ汁やスープを作る家庭も多いと思います。そんなときも同時調理が可能です。まず赤ちゃん用に短くした麺やみじん切りにした野菜をこし器などに入れます。
大人用のみそ汁などを作るついでに鍋に投入。食材が散らばる心配がないので、大人用を作りながら、適した茹で加減で取り出すことができますよ。とても手軽なのでおすすめです。
ひとつのフライパンで3つの同時調理
3分割されたフライパンなど、便利なアイテムも販売されていますが、わが家では大きめのフライパンを使用しました。大人用の目玉焼きを作りながら、アルミカップに入れて冷凍していた食材を同時に加熱。
冷凍した食材には小さじ1程度の水を入れ、ふたをして加熱するのがコツです。一気に解凍できるうえ、電子レンジで解凍するよりおいしく感じましたよ。
アイデア次第で、離乳食作りの効率は劇的にアップすると思います。個人的には炊飯器が重宝しましたが、圧力式炊飯器など、機種によっては適さないものもあります。取扱説明書で確認してから試すと安心です。
著者:田中由惟
一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。