聞いたらだめなことだった…?
香澄の夫・洋介は、商店街で小さなクリーニング店を営む2代目。近所でもキツイ姑がいるとウワサされるような家だったにもかかわらず、喜んで嫁いだ香澄。なぜなら、夫の洋介が香澄の初恋だったから。
しかし、洋介のまわりには派手なタイプが多く、香澄はいまだにうまく付き合えずにいて……。
同じ地元で工務店を営んでいた、洋介の親友・雅也。その雅也が東京で大きなビルを手掛けてみたいと、家族の反対を押し切って、1人で東京に行ってしまうことを知った洋介は、今さら夢なんて……と、親友の決断を心から応援できない様子でした。
そんなふうに、すこしずつまわりで変化が起き始めていたころ……。突然、娘から「えっちってなに?」と聞かれた香澄。何も答えを用意できていない状況で焦っていると、そんな様子を見た娘から「聞いたらだめなことだった……?」と質問が。まだ早いとは思いつつも、興味を持ったときに伝えるべきなのかもしれないと思い、「大好き同士がすること」「命がかかわることだから、試すのは大人になってからにしよう」と伝える香澄。娘は、その言葉が予想外だったのか、すこし驚いた反応を見せていたのでした。
それからしばらくして……。
洋介は、最近ハマっている夜釣りに出かけることに。母娘2人で留守番をしている深夜の家に、電話のベルが鳴り響きます。こんな時間に家の電話が鳴るなんて、一体誰なんだろうと思って出てみると、それは警察からの電話で……。
まだ子どもだと思っていたのに、急に「えっち」について聞かれて、香澄さんもビックリしたのではないでしょうか。今はいろいろな方法で情報を得られる時代なので、誤った情報を収集されるよりは、しっかりと自分の言葉で説明してあげられてよかったですよね。「生」教育アドバイザーの方によると、性教育は、子どもが興味を持って質問してくれたときに淡々と伝えることがよく、性の話がタブーではない環境を作ることが大切なのだとか。話すのが難しいという場合は、性教育の絵本を使って説明するのもいい方法だそうです。性教育は自分や周囲を守るための大切な知識。子どもの質問をしっかり受け止めていきたいですね。
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