謝らない息子へ3歳の娘が大人顔負けのアドバイス
私は7歳の息子に対して、「おもちゃ片づけて」などと度々注意をしていました。しかし、そんなとき息子は「面倒なんだもん」の一点張り。結局息子は謝りもせず、片づけなかったおもちゃを私が代わりに片づけるということが続きました。そんな兄の姿を3歳の娘はいつも黙って見つめています。
ある日、「おもちゃを片づけて!」と注意すると、すねた息子は無視するのです。私と息子の様子をその場で見ていた夫は、ついに「いい加減にしなさい!」と激怒! 夫に怒られたことで息子は泣き始めますが、それでも謝ろうとしません。するとその様子を見ていた娘が、そっと息子に近寄り「ごめんねってにっこり笑って、可愛く言ったら許してもらえるよ♡」と、驚きのひと言を放ったのです。
娘の言葉に刺激を受けた息子は、その後「ごめんなさい」と、夫と私に謝ってくれました。この件以降、息子は謝ろうとする姿勢が見えるように。遊んだあとのおもちゃは片づけるという約束も守ってくれています。振り返ると、3歳の娘は何をしたら怒られるか、どうしたら許してもらえるのかがわかっている様子。息子を反面教師に、世の中をうまく渡り歩くすべを身につけているのだと驚いた出来事でした。
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作画/ ひのっしー
著者:佐野千佳
8歳の息子と5歳の娘を育てながら、週5パートに出るワーママ。自分のしたいことも楽しむアクティブ系の30代女子。真面目でやさしく研究熱心な息子と、ポジティブで明るくひょうきんな娘に癒やされる日々を送っている。